2008年06月20日
AGA主催競技[愛知県男女アマチュア・決勝]競技レポート
平成20年度(第11回)愛知県男女アマチュアゴルフ選手権
兼・第63回国民体育大会愛知県大会
2008年6月19日(木)・20日(金)
名古屋グリーンカントリークラブ 東コース
男子 6661ヤード PAR72
女子 6121ヤード PAR72
参加者:男子164名 女子44名
天候 曇り
決勝スタート表
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男子成績表
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女子成績表
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65のコースレコードをたたき出した飯田耕正選手(蟹江町)が通算6アンダー138で初優勝。女子は、月東亜矢香選手がリードを守りきった
国体選考を兼ねた愛知県男女アマは、名古屋グリーンカントリークラブで決勝ラウンドを行い、予選通過の男子89名、女子26名が出場した。昨夜から降り始めた雨も朝には上がっていたが、ムシムシするような湿度、午後には晴れ間ものぞく日だった。
男子の部は、前半を終えて、初日トップタイの羽根孝成選手(名古屋市)が35ストローク で通算3アンダーで首位をキープ、同じくトップタイの加藤早人選手(名古屋市)と4位1アンダースタートの河原文雄選手(名古屋市)がともに36でそれぞれ通算2アンダーと1アンダー。予選トップタイの中村行宏選手(阿久比町)は39とスコアを崩した。そんな最終組の戦いに食い込んできたのが、予選8位タイの飯田耕正選手(蟹江町)だった。前半33と好調、通算2アンダーとスコアを伸ばし、その勢いは後半に入っても衰えなかった。グングンとバーディを重ね、実に、コースレコードとなる65でホールアウト、通算6アンダー138で初優勝を飾った。
女子の部は、予選トップの月東亜矢香選手(名古屋市)が2位の野口涼選手(日進市)との1打差を最後まで守り、通算5オーバー・149ストロークで初優勝を飾った。予選4位タイの宮田愛美選手(蒲郡市)が今日を73とし、2位タイに浮上、国体出場の権利を得た。
なお、この試合の結果、男女とも3名に第63回国民体育大会(おおいた国体)ゴルフ競技の愛知県代表の資格が与えられる。また、男子10位までは平成20年度愛知県オープンゴルフ選手権競技、女子3位タイまでに東海クイーンズへの出場権利がそれぞれ与えられた。
<インタビュー>
おだやかにゴルフできる戦略を選択した
飯田耕正選手(蟹江町)
138(73 65) 1位
前半3つ、後半4つ。なかでも、8.9,10番、13,14,15番を3連続バーディとする計7バーディを奪取した65は名古屋グリーンCCのコースレコードを記録(それまでは68だった)。ドライバーは3回しか使わなかった。「OBまで曲がるから不安が先行しちゃって・・・、スプーンの方が安心できる」と語った飯田選手。不振に終わった中部アマの最終日に、ドライバーを使わずにいい感触を得た。そして、先日の全国パブ選で3位入賞し、日本アマの切符を手に入れた。その勢いをひっさげての今大会。飛距離245Yのスプーンを中心に組み立てた戦略はまさに新しい飯田スタイル。「雨だから着てみた」という赤ポロと黒パンツもいつもの飯田選手とはひと味違う闘志を感じさせてくれた。
「追われる立場は初めて。いい勉強になった」
月東亜矢香選手(名古屋市)
149(73 76)1位
これまでは2日目に猛ダッシュで追いかけるパターン、「それでも2位止まりだった」と月東選手。初めての追われる立場、それは想像以上にしんどかったようだ。前半を終えて37・通算2オーバー。一方、2位の野口選手は40とふるわなかったことで、後半にはしっかり優勝を意識してしまったのだとか。その途端に、ボギーが続いた。ワンオンしたショートホールも3パット。「自分で崩れて」、気がついたら、1打差になっていた。「最後のパットは60cmくらいだったけど、ものすごく緊張した」プロテスト2次を来週に控え、月東選手が得たものは相当なものである。
「悪いなりによくなってきたかなあ」
羽根孝成選手(名古屋市)
140(70 70)2位
14番ホールで飯田選手がトップにいるとの情報を得て、15番からデッドにピンを狙っていった。が、結果はバーディには結びつかなかった。「パターが入らなくて・・・。(バーディを)取れるホールで取っておかないとダメですね」羽根選手は昨年に続き、国体の少年男子の部のメンバーとなる。昨年は、東海ブロック大会で、逆転で出場権利を得た愛知県勢。そのリーダーの役は今年も変わらないはず。
「初めてのコースだったけど、よかった」
相羽鉦弘選手(名古屋市)
142(73 69)3位
「昨日も今日も調子は変わらなかった。昨日は14番(352Y,PAR4)でOBしてトリたたいちゃったのが余分だったかな」パットとアプローチが好調でスコアがまとまったと相羽選手。国体メンバーとなれば、4度目の出場。4年前に愛知県が優勝した時は、相羽選手、飯田選手、上井邦浩選手の3人だった。
距離がちょうどいいコースだった
河原文雄選手(名古屋市)
143(71 72)4位タイ
「秋の中部インターの会場になってるから、どんなコースかなと想って気軽な気持ちで参加した」と河原選手。同じ倶楽部(名古屋)の中村選手が予選でトップとなり、1アンダーの河原選手は最終組で一緒だった。6661ヤードという距離がちょうどいいんだよね、と気負わないゴルフがシニアの貫禄を漂わせていた。
「辛抱の一日でした」
加藤早人選手(名古屋)
143(70 73) 4位タイ
首位タイの最終組。「昨日みたいにはうまくいかないだろうな」と想いつつ、スタートしていったという加藤選手。そんな悪い予想が当たってしまい、昨日はバーディ先行で乗れたが、今日はボギー先行で今ひとつ乗り切れず、となってしまった。だが辛抱を続け、1バーディ2ボギーの73でホールアウト、4位タイにとどまった。昨日の“ウン”はまだちょっぴり残っていたようだ。
「1打の重み、知りました」
野口涼選手(日進市)
150(74 76)2位タイ
以前、首位で追われ一気に抜かれた苦い経験がある。「今回は追う方だから冷静にいけばチャンスがあるかも」と丁寧にいったつもりだったが、バーディが思うように取れなかった。「悔しいけど、1打の大切さを知ることができたのは、勉強になった」とさばさばした様子。北海道で開催の大学団体戦にはずれた代わりに、初めて国体に出場できる喜びの方がずっと大きいようだった。
「おじいちゃんとおばあちゃんに伝えたい」
宮田愛美選手(蒲郡市)
150(77 73)2位タイ
明るい笑顔と人見知りしない雰囲気が可愛い高校3年の宮田選手。昨年のこの大会も2位で「国体には強いね」と仲良しの荒井美友選手たちから声がかかった。「今年は貢献できるようにしたい」と代表への重みを感じつつも、いつものくったくのない発言。ところが、長野県に住む祖父母のことに触れ「身体の悪い二人に、今年やっといい報告ができる」と涙が頬をつたった。家族や周りの期待に応えようとしている宮田選手の一面を見た気がした。