2008年07月19日
CGA主催競技[中部シニア・決勝] 競技レポート
第42回中部シニアゴルフ選手権競技 最終日
2008年7月17日(木)18日(金)
朱鷺の台カントリークラブ(眉丈台コース)
6409ヤード PAR72
参加者:147名
天候:曇り時々晴
成績表は
中部ゴルフ連盟公式HP
をご覧ください
稲垣智久選手が大逆転、プレーオフを制し、初優勝
北陸を舞台に行われた中部シニアは、決勝ラウンドを終え、稲垣智久選手(岡崎)が3人によるプレーオフを制して、初の栄冠に輝いた。稲垣選手は初日11位タイからの大逆転、シニア2年目のうれしい優勝となった。
夜から朝にかけて雨が降り、気温は昨日よりも下がったが、湿度の高さはサウナ並み、じっとしているだけでも汗が出てくるほどで、選手からは昨日の強烈な陽射しの方がまだいいという声も聞かれた。試合は、前半を終え、トップに立ったのは、2位タイ1オーバーでスタートした柏本達也選手(東名古屋)で前半1アンダー35・通算イーブンパーとした。初日首位の中川篤選手(名四)は37で1打落とし通算1オーバーとした。さらに通算2オーバーに千葉純一選手(Jゴルフ芸濃)、4オーバーに柳基秀選手(葵)と稲垣智久選手(岡崎)、5オーバーに中村行宏選手(名古屋)らが続いた。後半に入り、柏本選手と中川選手の攻防に注目が集まる中、早々と稲垣選手が2アンダー70・通算2オーバーでホールアウト。プレーオフを見据えて、後続を待つ形に。柏本選手は17番(164ヤード・PAR3)でバーディを取り1オーバーで迎えた18番(401ヤード・PAR4)だったが、1.5メートルのパーパットをはずし通算2オーバー、最終組の中川選手が1オーバーを守りきれば勝ちという状況となった。ところが、中川選手もピン右2メートルのパーパットを沈めることができず通算2オーバー。勝負は、稲垣、柏本、中川3選手によるプレーオフへ持ち越された。
プレーオフは1番(517ヤード・PAR5)で行われた。柏本選手はラフからの第3打をピン奧のエッジへ、稲垣選手は第1打を左バンカーにいれたものの第3打でピン右2.5メートルにぴたり、中川選手はラフからのアプローチが寄り切らず4.5メートルを残した。柏本、中川選手がともにバーディパットを決められずパーとして、最後の稲垣選手のバーディトライ。ボールは見事にカップインし、稲垣選手の大逆転優勝が決まった。「今日はあのくらいの距離を一度もはずしてなかったから」と稲垣選手。今日の絶好調を象徴する1打であった。
なお、この試合により、通算154ストロークまでの上位19名に、11月12~14日に兵庫県・西宮CCで開催される日本シニアゴルフ選手権競技への出場権が与えられた。
<インタビュー>
シニア2年目。この日8つめのバーディが優勝を決めた。稲垣智久選手(岡崎) 146(76 70)
11位からのスタートだった。1番2番を連続バーディとするも続く3から5番を連続ボギー、そして6番でバーディで前半をイーブンでまとめた。後半に入って、10、11、13、14番をバーディラッシュ。13番(474ヤード、PAR5)ではイーグルチャンスを逃し手のバーディ。結果は7バーディ5ボギーの70でホールアウトした。「どれも1メートル以内についてラクだった。ひょっとしたら、いいところまでいけるかなと思ったんだよね。そしたら、17、18番とボギー、まだまだだよ」と苦笑いだったが、プレーオフかも、の声に、驚きと同時に新たな闘志がみなぎったようだった。1時間近く待ってからのプレーオフとはいえ、経験豊富な稲垣選手の勝負強さはさすが。「去年ルーキー優勝できなかったから、うれしい。日本でも昨年(7位)以上を狙います。」
「ゴルフにもっとまじめに、がんばります」
柏本達也選手(東名古屋)2位タイ 146(73 73)
前半、ニコニコ笑顔からだんだんと真剣な表情に変化してきて集中してる様子がうかがえたのだが、本人にはそんな意識はなかったとか。だから、折り返しの時に、トップと聞いて、びっくりしたという。「18番のパーパットは手前で切れたし、プレーオフのパットも下りが思った以上に走った」と振り返った。「日本では上位を狙っていきたい」と語った柏本選手、勝負カラーのピンクがとてもよく似合っていた。
「今日はパターに泣いたなあ」
中川篤選手(名四)2位タイ 146(72 74)
何度もバーディパットをはずした一日だった。「パターのイメージがはずれてました。プレーオフのパターが象徴してたね。それでも、自分なりに集中できてたから満足」2日間を通して大崩しない、という目標をクリア。この経験を生かし、日本に挑む中川選手。「去年は1打で予選通過しなかったから、決勝に残って、そこから勝負です」
71歳、最年長で日本への権利獲得
今田幸雄選手 17位タイ 154(81 73)
どこからそのパワーが出てくるのだろうか、元気そのものの71歳である。ところが、今田選手は昨年胃ガンの手術をしている。そして普通の人なら養生期間の、術後1ヶ月後には試合に出場していたのだから、やはり並の身体ではない。今年は、中部アマ 、シニア、ミッドシニア、グランドシニアの全ての試合に出場する。「よく食べ、よく寝て、よくゴルフ。」と今田選手。インのスコア34でマッチングをものにし日本への切符を手に入れた。「やっぱりゴルフが大好きだからね、常に前向きでいるよ」人生を謳歌している今田さんの言葉には真実味がある。
地元・北陸から日本シニアへの出場権
伊東章選手(呉羽)10位タイ 152(76 76)、山本一仁選手(杉の木台)153(78 75)、宮下猛夫選手(金沢セントラル)153(78 75)の3人が、日本シニアの出場権を獲得した。
北陸のベテラン、伊東章選手
「日本シニアに初出場、楽しみです」と語る宮下選手
<競技フォトレポート>
朱鷺の台カントリークラブの眉丈台コース、17番ホールは、グリーンの中に、バンカーがある、ユニークなホール。
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