第38回中部オープンゴルフ選手権競技
開催日/2008年9月3~5日 会場/レイクグリーンゴルフ倶楽部(レイクコース) 7216ヤード PAR72 参加者:プロ118名 アマ44名 成績表は中部ゴルフ連盟公式HPをご覧ください
[第1日目] 曇りのち晴れ 中部オープンゴルフ選手権は、このところ安定しない天候続きの中で初日が始まった。予報に反して、天気は崩れることなく残暑は厳しいが、競技者にとってはまずまずの状況であった。 競技予想では、ディフェンディングチャンピオンの青山浩嗣選手やプロ転向以来勝ち星に恵まれない上井邦浩選手、アマチュアでは、今年の中部アマで優勝した比嘉拓也選手、日本学生で健闘した中川元成選手などが下馬評にあがった。 初日にトップに立ったのは昨年19位であった井上(優)選手(世古口建設)、そして2位に予想通り上井選手(三好)が5アンダーでつけた。3位にはベテランの尾崎智勇選手(フリー)、若手の梶本康太郎選手(グリーンヒル春日井)に、アマチュアの小野田享也選手(グランディー浜名湖・高2)が追いかけている。小野田選手はクラーク記念国際高校の2年生で今年関東ジュニアに出場している。 注目の比嘉選手はパターが不調で出遅れている。しきりに首をかしげる場面があった。青山選手は66位と出遅れた。
レイクグリーンのカルガモ [第2日目] 快晴のち雨
上井邦浩選手、絶好調のゴルフで首位。 井上優選手、懸命に踏ん張ったが2位 午前中は初秋の青空、しかし昼下がりから空には徐々に暗雲が立ちこめ、雨が降り出した。その後雨はますます強くなりグリーンに水がたまり、フェアウエイの所々で川ができ試合不能。午後4時から5時に1時間の中断があった。初日、トップに立った井上選手(㈱世古口建設)はこの雨に集中力が乱され悔しそうに「雨にやられた」とホールアウト後につぶやいた。首位を守りきれず4打差をつけられて2位に止まった。 好調だったのは上井選手(三好)。始終自分のリズムでプレーしてドンドンとバーディーを製造。 67でホールアウトして通算134、明日はいよいよ優勝に向かって勢いよくスタートしそうだ。 アマチュアでは、昨年のベストローアマに輝いた森本雄選手があがってきた(7位T)。また中学生の川村昌弘選手(中部日本パブ)が33位でアマチュア2位につけている。 期待された青山浩嗣選手(㈱ジェディック)は69をマークして15T、比嘉選手(名商大)はどうしたことか予選落ち。高校生の小野田選手(クラーク記念国際高校)は決勝に残ったが大崩して42T(147)とにかく明日は、上井選手がいかに期待通りのプレーをしてビクトリーウエイを闊歩するか見物となる。 明日の決勝は、94T・通算153までの102選手で競われる。 また、森雄貴選手(中部ジュニア)が14番ホールでホールインワンを達成した。
[最終日] 晴れ おめでとう!上井選手。 井上優選手の猛追をかわし優勝 ようやく晴れた一日だったが、連日の豪雨でフェアウエイやグリーンはたっぷり水を含み、とくにパッティングのタッチに選手たちは悩まされた。 昨日、トップに立った上井選手は絶対に勝つと意気込み、予想通り井上選手とのマッチプレーの様相でゲームはすすめられた。4打差があった上井選手には今日パープレーなら勝てるという自信がみなぎっていて、一球一球丁寧にプレーをした。しかし、その守りと思われる姿勢にひやりとしたのが16番ショートホールで井上選手がバーディをとり、1打差になった。報道陣も一瞬「おっ!」と、現場に駆けつけ次の17番を見守った。17番はロングホール、残り240ヤードの第2打をクリークで「イメージ通りだった」という会心のショットでピン手前11メートルに2オン。そして、イーグルパットを寄せてバーディを取り返した。井上選手は3オンのパー。上井選手の勝利はここで確実なモノになった。 上井選手は、中部オープンの優勝で中部ゴルフ連盟主催競技で4冠を達成した。現在、プロで活躍中の近藤智弘選手、桑原克典選手も達し得なかった記録を作った。 ベストローアマは、中学生の川村昌弘選手(中部日本パブ)がとった。