第3回 三重県シニアオープンゴルフ選手権競技 開催日/平成20年10月9日 コース/名四カントリークラブ 天候:晴 6750ヤード PAR72 (グランドのみ6405ヤード) 参加人数173名(プロ22名) グランドシニアの部(70歳~)=アマ22名 ミッドシニアの部(60歳~)=アマ75名 シニアの部(50歳~)=アマ54名
成績表 グランドシニアの部(PDF) ミッドシニアの部(PDF) シニアの部(PDF) プロの部(PDF) 中部6県下で唯一 三重県が開催する熟年ゴルファーの競技 地元シニアプロが力量発揮するチャンス
かつてツアートーナメントで活躍していたプロゴルファー、出口榮太郎、寺嶋兄弟や昼川三津男選手等が活躍できる大会です。往年の鋭いショットは期待できませんが、アドレスの前に風を読む年季の入った顔、多少想いとはずれたショットにも動じない、老練な落ち着きのあるクラブさばき。アマチュアのシニアの選手たちと秋晴れのフェアーウェーを歩くゴルフ職人たちのこの道一筋を楽しんできたゴルフ年輪が、味わい深く伝わってきました。試合をしていると言うより、「この歳になってもゴルフができる」至福の時間を存分に楽しんでいるような光景がありました。
優勝選手 グランド=服部清孝(名四) シニア=中川篤(名四) ミッド=飯塚登代治(リオフジワラ) プロ=菊一利彦(スリーレイクス)
シニア、ミッド、プロが同じ6750ヤードで闘いましたが、アマチュアの場合は、とくに設定距離で勝負に明暗が出るようです。ミッドの選手からはちょっと長いという声が聞こえてきました。年齢の衰え?でしょうか。 グリーンは、ダブルカットで転がりが早く、表面は柔らかくピンをデッドに狙わないといけません。この辺がスコアに影響したのかアマチュアのスコアが少し伸び悩んだ模様です。プロは、ピンが真ん中であることも合わせて優勝はアンダーパーのスコア。菊一選手はピンに絡むショットを連発し、前半を4アンダー、さらに後半6番のバーディーが効いてこの大会の二度目の優勝を果たしました。(優勝賞金50万円) シニアの中川篤選手は名四がホームコース。今年は北陸・朱鷺の台で行われた中部シニアでプレーオフ。惜しくも優勝をのがし、今回はその雪辱と言ったところでしょう。ミッドの飯塚登代治選手はうれしい初優勝です。グランドの服部清孝選手はホームコースが名四であることで断然有利なゲーム展開。3打差をつけて楽勝でした。 この大会には元中日ドラゴンズの郭源治選手も参加。目下ゴルフの練習中とかでしたが、81のスコアで20位は見事でした。こうしたスポーツの往年のスターが引退後もゴルフ競技に参加してくれることは、アマチュアゴルフ界の発展の大きな原動力になります。郭選手!あのガッツ溢れるウイニングポーズを今度はフェアーウェー上で見せてください。期待しています。 <インタビュー> 「後半のバーディが最高だったね」2年ぶり2度目V 菊一利彦選手(スリーレイクス) プロの部優勝 67(35 32) 「とにかく今日はショットがカンペキ、よくピンに絡んでくれた。特に前半は全部これくらい」と菊一プロは両手を少し広げてみせた。1メートルくらいのバーディパットを次々と決めて、インスタートの前半を5バーディ1ボギーの32で折り返した。後半に入り、「このままだとプレーオフがあるかも」とバーディを狙うが、チャンスはなかなか。そして迎えた6番(380ヤード、PAR4)、ピンまで7メートル、段の下からの長い難しいパットが見事に決まり、バーディを奪取することができた。結局、この1打が藤木譲治プロをおさえての優勝に結びついた。第1回の優勝に続く2度目の栄冠。59歳。 「最後のバーディは意地ですよ」服部清孝選手(名四) グランドシニアの部優勝 77(41 36) カップにけられたパーパットが前半に3回。それを取り戻そうと7番(555ヤード、PAR5)で力を入れたら左の林につっこんでダブルボギー。「気負っちゃったんだね」そして後半も出だしの10番でボギーをたたいた。「それからは、ひたすらこらえてこらえて」パーをキープ。最終18番(355ヤード、PAR4)は1.5メートルを根性でバーディにした。「ホームだからね、倶楽部のみんなから期待されてるのがわかってるし、プレッシャーでしたよ。最後のはもう意地でした」と服部選手は優勝を心から喜んだ。今年の中部シニアでカウントバックで日本シニアへのキップを逃した。4回目の挑戦で初めてはずした悔しさは今も消えていない。久々の勝利は、服部選手をきっと癒してくれるはず。 「今日はアイアンがきれてた、パターも好調でした」飯塚登代治選手(リオフジワラ) ミッドシニアの部 優勝 73(39 34) 前半3ボギー、後半2バーディの73。「朝は早くてなかなか落ち着けなかった」と飯塚選手。15番(385ヤード、PAR4)のバーディはピン左10ヤードで「入ると思わなかった、まぐれ」だったとか。逆に18番(390ヤード、PAR4)は「カンペキだった、セカンドを7Iでピン右3メートルに、予定通り」。ゴルフは28歳から始めたが、本格的になったのは47歳くらいから、さらに競技は60歳からだという飯塚選手は現在62歳。競技歴3年で早くも優勝を手にした。 「この優勝でいい波を引き寄せられたらいいなあ」中川篤選手 シニアの部 優勝 75(35 40) まさか、このスコアで勝てるとは思ってなかった。今回も1打で負けるのかなと内心ヒヤヒヤだった。順調にすすめていたラウンドだったが、最終18番で風を読み違え、痛恨のOB。それを取り返そうとムリをしたためにトリプルボギーでホールアウトとなった。「72がラインかな、と思ってたからラッキー。どういう形でも優勝になったことがうれしい。ずっと逃してばかりだったからねえ」中部シニアでもプレーオフで負けた中川選手にとって、この優勝はようやくつかんだ勝利。「この後の、中部と日本の試合に、いい波よ、来い!です」